イタリア料理食材プチ図鑑 バルサミコ酢 やその他のお酢について
●バルサミコ酢について
イタリア料理初心者さんにとって、正直、もらって嬉しいようなイタリア旅行のお土産食材っていくつかあると思うのですが、そのひとつは「バルサミコ酢」ではないでしょうか。
貰ったけれど、使わずに冷蔵庫や棚の中でじーっと出番を待っているバルサミコ酢たちもいるのでは?
そんなバルサミコ酢たちをもっと活用していただくために、このページではバルサミコ酢の基礎知識についてや使い方をご紹介します。
世界中のお酢の中でもっとも"気品ある酢"といわれているバルサミコ酢は、北イタリアのエミリア・ロマーニャ州・モデナ地方が生まれ故郷。
イタリア語でAceto(アチェート)は”酢”のことで、”Balsamico”(バルサミコ)とは”木の樽から出る香り”という意味です。
作り方としては、モデナ地域で栽培されているぶどうを絞り、漉したものにワインビネガーを加えてさらに澱を漉し、上澄みを樽に入れて数年間熟成させるというもの。
熟成期間は2年〜5年のもの、6年〜10年もの、12年も以上の3種類に分けられています。熟成期間がが長いものの方が甘みやコク・香りが深くなっていき、値段も高価になっていきます。
指定された工場で作られ、添加物などの使用は一切ない昔ながらの製法で作られたバルサミコ酢のことを「トラディツィオナーレ・ディ・モデナ」といいます。
【バルサミコ酢の裏技?!】 日本のスーパーでもバルサミコ酢を良く見かけるようになりました。一瓶500円程度の手ごろなのもありますね。
そういったものも、鍋や電子レンジにかけて、半分くらいまで煮詰めると、酸味や水分が飛び、ワンランク上のバルサミコ酢のように変身しますので、ぜひお試しを!
バルサミコ酢の使い方
健康的な面からもバルサミコ酢はぜひ取り入れて行きたい食材のひとつでもあります。ぶどうにはポリフェノールもたっぷりですし、お酢ですので疲れをとったり、血管を広げて血行をよくしたりといいことづくめです。
●アンティパストに・・Per Antipasti
一番オススメなのは、ドレッシングやマリネに少し加える方法です。
オリーブオイルベースのサラダドレッシングに数滴バルサミコ酢を足すだけで、いつもと少し違う味のドレッシングになります。
白身のお魚やサーモンなどのカルパッチョなどに軽く振りかけるのもオススメです。
醤油のような感覚で使ってみることをオススメします
●パスタ料理などのプリモにも・・ Per Primopiatti
夏向きのあっさりした冷たいパスタなどにもアクセントとして使えます。
●セコンドにも ・・・ Per Secondopiatti
12年もののバルサミコ酢などは火を入れたりしませんが、日本のスーパーなどで気軽に買い求められるようなものは、軽く煮つめてお肉のソテーやお魚のソテーのソースに使ってみるのもお勧めです。
バルサミコ酢を使った参考レシピA「白身魚のソテー バルサミコソース」
●デザートにも美味しいバルサミコ酢・・・ Per Dolci
食事の〆のデザートにもバルサミコを使ってみてください。
ちょっとオトナなデザートとして、バニラアイスやイチゴなどのベリー系とバルサミコ酢をあわせてみるのもオススメです。甘くないデザートが好みの方にどうぞ。
その他の酢
イタリア料理では、
バルサミコ酢以外のお酢は赤ワインビネガーや白ワインビネガー、アップルビネガーをドレッシングやマリネに使います。
酢の代わりにレモンも頻繁に使われます。フライ料理のそばには必ずといっていいほどレモンが添えられています。
写真左からフランスMAILLE社の赤ワインビネガー。フランス・ぺルシュロン社のラズベリー酢。赤ワインビネガー・スペイン・レストルネルの赤ワインビネガー。イタリア製オーガニックぶどうから作られる白ワインビネガー。
●イタリア料理 レシピ
トマト料理 | パスタ料理(乾麺) | パスタ料理(生麺) | リゾット・お米料理 | 野菜料理 | 肉・魚料理 | お菓子・デザート
●イタリア料理食材とミニ図鑑
01.パスタの種類とソース |02.オリーブオイル |03.酢・その他調味料 | 04.チーズ | 05.ハム類 | 06.野菜 | 07.ハーブ
●イタリア料理 豆知識コラム一覧
01.イタリア料理のススメ | 02.イタリアの風土とFOOD | 03. イタリア料理の歴史 |04.イタリア料理メニュー構成 | 05.イタリア料理マナーと食事スタイル | 06.イタリア各地の料理INDEX |