イタリア料理食材:チーズ(Formaggi)
●イタリアのチーズ@牛乳からつくられるチーズ
イタリアのチーズといえば、パルミジャーノチーズが有名ですが、
熟成具合や形や作り方や乳の種類の違いによって
400種類ものチーズがイタリアにはあると言われています。
ここでも風土=FOODのお約束が働いています。
日本で北海道が酪農王国として知られているように、
イタリアでも北部では酪農が盛んで、チーズを熟成させるのに適した気候のため、
パルミジャーノチーズのような深い味わいの硬質チーズの生産が盛んです。
一方、南部では気温が高く、チーズの熟成には向いていません。
ですから、必然的にモッツアレラチーズなどのフレッシュタイプのチーズが多く作られているのです。
熟成タイプのチーズつくりには出来上がり量の何倍もの牛乳が使われているので、
ほんの少しの量でもカルシウムなどの栄養素が詰っています。
乳糖不耐症(牛乳を飲むとおなかがゴロゴロする人)の人はチーズなどでカルシウム摂取をしたいですね。
イタリアでは牛の乳のほかに、羊や水牛、山羊の乳からもチーズが作られています。
まずはなじみの深い牛乳からつくられているチーズをおさえましょう!
パルミジャーノ・レッジャーノ
イタリア中部のエミリア・ロマーニャ州とその近郊で作られている、チーズの王様、パルミジャーノ・レッジャーノ。
厳しい産地統制によって、確かな品質管理が徹底されています。
30kg以上ある太鼓型をしています。
熟成されたものはアミノ酸のうまみの結晶のカタマリで、コクと風味が格別。
グラナ・パダーノ
パルミジャーノを作っている地域の北側で生産されているチーズ。
規制により一日に一度しか作れないパルミジャーノチーズと違い、1日に2回つくれるという、
生産性の高さゆえ、安価なため人気があります。
風味はパルミジャーノに比べればやや劣りますが、クセもなくマイルドで食べやすい。パスタやリゾットの仕上げにすりおろして使う。
ゴルゴンゾーラ
世界3大ブルーチーズのひとつ。
マイルドな味わいの「ドルチェタイプ」と青カビが多めに入った「ピッカンテタイプ」の2種類あります。
生クリームと一緒に火にかけて溶かせばゴルゴンゾーラチーズソースの出来上がり。
ペンネに絡めたり、ポークのステーキにかけても美味。
マスカルポーネチーズ
ティラミスの材料として一躍有名になった北イタリア生まれのチーズ。
濃厚でクリーミーな味わいが魅力。
ホイップクリームの代わりに使われるなど、主にお菓子作りに活躍。
リコッタチーズ
チーズを作った後に残る乳清(=ホエー)を利用して作られるチーズ。 低脂肪であっさりとし味わいで、南イタリアで良く食べられる。 料理以外にもお菓子作りにも多様されている。
■イタリアのチーズA牛乳以外のチーズ
主に中部地方では羊の乳からできるペコリーノチーズが人気。
ペコリーノ・ロマーノ
パルミジャーノのようなハード系のチーズ。 ローマ地方で作られるチーズ。 塩気が強く、シャープな風味。ローマ料理に欠かせないチーズ。 スパゲティ・アマトリチャーナやカルボナーラに使われています。
ペコリーノ・トスカーノ
トスカーナ地方で作られてるものを、トスカーノと呼ばれます。 ロマーノに比べやや塩気が控えめで優しい味。 野菜系のパスタなどにあわせると美味。
山羊の乳から作られているチーズもあります。
カプリーニ
酸味があり、ヨーグルトっぽい香りが特徴のチーズ。
牛乳や羊乳とブレンドして造られるチーズもある。
ピエモンテ州のブラ村のチーズ「ブラ」は牛乳とのブレンドでできたチーズ。
同州で生産されている「ラスケーラ」は羊乳とのブレンドで出来たチーズ。
水牛(ブッファラ)の乳から作られているチーズ
モッツアレラ・ディ・ブーファラ
熟成させていないフレッシュタイプのチーズ。 「モッツアーレ」=引きちぎる という意味から来ているチーズ. その名の通り、引きちぎりながら作っていきます。 「フィオーレ・ディ・ラテ」といって牛乳から作られるモッツアレラチーズもあり、水牛の物より安価に手に入ります。
●イタリア料理 レシピ
トマト料理 | パスタ料理(乾麺) | パスタ料理(生麺) | リゾット・お米料理 | 野菜料理 | 肉・魚料理 | お菓子・デザート
●イタリア料理食材とミニ図鑑
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●イタリア料理 豆知識コラム一覧
01.イタリア料理のススメ | 02.イタリアの風土とFOOD | 03. イタリア料理の歴史 |04.イタリア料理メニュー構成 | 05.イタリア料理マナーと食事スタイル | 06.イタリア各地の料理INDEX |