イタリア料理の基礎知識2
〜イタリアの風土とフード
イタリア風土とFOODをチェック!

「風土はFOOD」という言葉があるように、その土地の風土とFOOD(食べ物)は密接に関係しています。
イタリア料理をより深く理解するために、まずイタリアの気候と風土について簡単に書いてみたいと思います。
ご存知,
イタリアはヨーロッパ大陸の南部に位置し地中海に突きでたなんともユニークで可愛らしい長靴の形をした国です。
フランス、スイス、オーストリア、スロベニアと隣接し、北側には屋根のようにアルプス連峰がそびえ半島を縦断するように、アペニン山脈がそびえています。
アルプスから吹き降ろされる冷たい風は、アペニン山脈にぶつかり東側のアドリア海方面に流れ込みます。
逆に西側の地中海からの温かい風はアペニン山脈にせき止められるため、アペニン山脈以西では一年中比較的温かく過ごしやすい気候となっています。
イタリア北部の気候と食べ物

北イタリアの冷涼地域では、冬は厳しい寒さで湿気も多く、濃霧も発生します。
この地域では主にリゾットやドルチェにも使われるお米や、酪農が盛んなのことと寒さから身を守るために、オリーブオイルよりバターや生クリームを使った脂肪分の高めのお料理が特徴です。
また生ハム・バルサミコ酢・チーズ、卵入りの生パスタなどの生産も盛んです。
海の幸も豊富で、料理レシピも豊富にあります。
イタリア中部の気候と食べ物

乾燥した温暖地域。のどかな丘陵地帯が広がる豊かなこの地域では世界有数のオリーブオイルやワインの一大生産地。
沿岸部では新鮮な魚が手に入るが、内陸部では肉料理(内臓料理も有名)や豆や野菜料理などが好んで食べられる。
イタリア南部の気候と食べ物

地中海性亜熱帯地域で比較的一年中温かく、夏は太陽がさんさんと降り注ぎ、空気は乾燥しています。
この太陽の力によって作り出されたのが、乾燥パスタといわれています。そのほか、水産物の水揚げ量は言うまでもなく、カジキマグロなどマグロなど日本への輸出もされています。
トマトの生産量も高く、天日干ししたドライトマトなるものも名産品です。
その他フルーツではレモンやオレンジが豊富にとれ、さまざまな料理やデザートや飲み物にまで上手く利用されています。
イタリア料理といっても地域によって作られる作物が違うためおのずと料理も変わってきます。 さまざまな気候と風土の違いやクリエイティビティーあふれる昔のイタリア人のおかげで、 私たちはバラエティー豊かなイタリア料理が楽しめるわけですね!