トマト

イタリア料理コラム

05.イタリア料理食事のマナーとイタリアの1日の食事スタイル

あまりかた苦しいマナーがないのがイタリア料理なのですが、最低限これだけは覚えておこう!というイタリア料理のマナーをご紹介します。これでレストランに行くのも怖くない!?

イタリア料理のマナー

(写真)農家のポーチで行われたカジュアルなウェディング・パーティのテーブルセッッティングの様子。

●カトラリーの使い方
日本料理なら、箸一本を最初から最後まで使ってお料理を食べますが、西洋料理はカトラリーがお料理ごとに違うので、何がなんだか・・・と迷うところですよね。
でも大丈夫。
一品ごとに外側から順番に使うようにセットされています。
内側に行くにしたがって、フォークとナイフが立派なサイズになっているはずです。
アンティパストは、基本的にフォークのみで食べることが多いのですが、食べにくいようならばナイフを使っても大丈夫です。
スパゲティーにを食べるときにスプーンは使わないのが本場イタリア式と思われがちですが、 北イタリアなどではスープが多めのパスタなどを食べるときにたまに使うという人もいました。
この辺は個人的な感覚でOKのようです。

まだお皿に料理が残っていて、「まだ料理を食べてます」というサインはフォークとナイフをお皿にハの字に かけておきます。食べ終わった際は、フォークとナイフをそろえて、お皿の上のほうへ置いていきます。

●スパゲティーのきれいな食べ方
余り最近は見かけなくなりましたが日本人がやってしまいがちなマナー違反は、やはりスパゲティーを音を立て、ズズッとすすって食べること、スープをずーずー音を立てて飲んでしまうこと。ではないでしょうか?
ここで一つスパゲティのきれいな食べ方のコツを。
まず、自分の口のサイズよりも少し少なめの量の麺を目分量ではかってフォークにとり、それからしっかりフォークに巻きつけて食べる。フォークで巻いていくうちに思いのほかボリュームが出てしまい大きな口をあけて食べなくてはいけなくなります。
私の個人的な意見ですが、時計と逆周りに麺をフォーク巻きつけると食べやすい気がします!
右巻き派?左巻き派か?、どちらが食べやすいか試してみてくださいね^^。
どうしてもスパゲティを上手に食べられないできない!という人は、ショートパスタなどを頼むと良いかもしれませんね。スープ類についても、スプーンですくったらスープを「食べる」という感じで飲んでみるのも音がでません。

●シェアについて
イタリアでは一般的に一人一皿で頼み、基本的にシェアする姿を見かけることは余りありません。
でも私たちはいろなものを少しずつ食べたいですし、量もそんなに食べられませんよね。
でも食べ残しはマナー違反ですからできるだけ避けたいので「量を食べられないので料理を分けたい」と伝えれば、お店のご好意で分けて盛り付けてくれるところもあります。
テーブルの上でお皿を持って交換するシェアすることは、避けたいところです。

「マナー」とは周りの人を不快に思わせないように心配りをすること。
一番のイタリア料理のマナーは一緒にいる人と楽しんで食事すること!
いくつかポイントを記しましたが何事もケース・バイ・ケースです☆あまり気にしすぎずに!

 

一日の食事について イタリアの食スタイル

●朝食(Colazione)
濃いエスプレッソコーヒーや、写真のようにミルクを泡立てたところにエスプレッソコーヒーを加えたカプチーノに甘い菓子パンやクッキー、ラスクにジャムというパターンが定番。 (ちなみに、イタリアで「コーヒー」(cafe)といったらエスプレッソコーヒーのことです。) 砂糖をいっぱい入れたエスプレッソのみという人も珍しくありません。イタリアに滞在中はヨーグルトが濃厚で美味しくて気に入りよく朝食に食べていました。 イタリアでは夕飯が比較的遅い時間で、重めのメニューが多いので、朝は軽くがちょうどいいのです。

●昼食(Pranzo)
今でも、学校やお仕事で外出していても、お母さんが専業主婦の場合、家族は家に帰ってきて食べるということもあるようです。
わたしがホームステイした先のお宅でも、親しい友達や、先生が一緒に食べたりと食事を自然にオープンに楽しんでる様子が印象的でした。食後はゆっくりお昼寝タイム。南部に行けば行くほどその習慣が強いように思いました。
家が遠かったり、会社勤めが忙しい人は近くの食堂やバールでパニーノをつまんだりします。
余談ですが、イタリアの外食といっても、ほとんどがイタリア料理、家でも外でも、いつもイタリア料理で飽きないのかしら〜と良く思ったものです。
日本ならいろいろな国のレストランがあるので、今日は何を食べようか?と迷ってしまうくらい種類が豊富ですよね。
イタリアで見かける外国料理といえば中華料理くらいで、やっぱりそれは私たち日本人からすればお世辞にも美味しいというものでもなく、ラーメンがなんだかパスタっぽかったです。
ミラノなどの大都会では流行の寿司屋も見かけますが、イタリア人が外食しに行く所はやっぱりイタリア料理なんです。その一途さに脱帽。


●夕食(Cena)
比較的遅い時間から始まる夕飯。
のんびりとお昼に休憩を取ることが多いため必然的に夕飯の時間が遅くなるのです。
小腹がすいたら何かをつまんだり、ディナー前にアペリティーボといって軽くワインやカクテルやおつまみをバールでとってからレストランで本格的な夕食タイムに突入することも。

観光客向けのレストランは早くからやってますが、地元の人に人気のお店は8時過ぎからがにぎわい始めます。
日本の感覚で7時にレストランに行っても、「まだスタッフが来てないから、もうちょっと待って!」。良くある話です。
なので地元の人たちが通うところに行きたければ、6時にディナーの予約なんてしちゃだめですよ〜。
ちなみに写真のレストランはフィレンツエの有名トラットリア「チブレオ」です。観光客に大人気です。(ほとんどのガイドブックにのっています)予約は受け付けていないので開店前から並びます。トスカーナ料理のお店でとても美味しいのでおススメです。(シェフのポリシーでパスタ料理はありませんので、パスタ料理を食べたい人はご注意を)
そうそう、イタリア人の共働きのお友達に夕飯にどんなものを食べるのと聞いた所、「アンティパスト(前菜)にサラミの盛り合わせと、プリモに旬野菜たっぷりのスパゲティーとワインで済ませちゃうパターンが多いわ」と言っていました。
平日は簡単に済ませて、週末はどちらかの家族の家や、お友達の家に行ってたくさんご馳走になったりすることも多いそうです。

●イタリアの食卓に欠かせないもの
食事のテーブルにはミネラウォーターのペットボトルと、ワインがでます。
ワインは昼・夕食にはほとんど飲みます。 日常ワインを飲んで酔っ払うということはあまりないです。
食事とセットで飲むもので、ワイン単体で飲むことはほとんどしません。

ホームステイしたときに知ったイタリア式のちょっと素敵な習慣・・・
どんなときもランチョンマットや布のテーブルクロスを敷くということ。
簡素な朝食のときもテーブルの上には可愛らしいランチョンマットを敷くのです。
そしてテーブルナプキンを右側に必ず用意してその上にナイフ・フォークを置いていました。
誰かを呼んでお食事するときは布製のステキなテーブルクロスをしいて食事をします。
イタリア人の食事に対するおしゃれ心を見習いたいなあ、と我が家でも取り入れています。
後は一日に会ったことを話したり、楽しく他愛もないことをおしゃべり!!これが食卓で一番欠かせないことです。


 

●イタリア料理 レシピ
トマト料理 | パスタ料理(乾麺) | パスタ料理(生麺) | リゾット・お米料理  |  野菜料理  |  肉・魚料理 | お菓子・デザート

●イタリア料理食材とミニ図鑑
01.パスタの種類とソース |02.オリーブオイル |03.酢・その他調味料 | 04.チーズ | 05.ハム類 | 06.野菜 | 07.ハーブ 

●イタリア料理 豆知識コラム一覧
01.イタリア料理のススメ | 02.イタリアの風土とFOOD | 03. イタリア料理の歴史 |04.イタリア料理メニュー構成 | 05.イタリア料理マナーと食事スタイル | 06.イタリア各地の料理INDEX |

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