イタリア各地の郷土料理
トスカーナ州(フィレンツエ・シエナ・ピサなど)
トスカーナ州の郷土料理


- ◆ビステッカ・アラ・フィオレンティーナ(写真左上)・・・骨付き牛のTボーンステーキ。炭火で焼く。
- ◆トリッパの煮込み(写真右上)・・・・牛の胃袋をトマトソースで煮込んだもの。モツ煮込みの洋風版という感じです。
- ◆ミネストローネ・・・いんげん豆や黒キャベツが入っているのが特徴。
- ◆鶏レバーペーストのクロスティーニ・・・レバーペーストをトスカーナパンに塗って食べる。トスカーナ風クロスティーニとも言われる代表的なアンティパスト。
- ◆トスカーナパン・・・塩なしの素朴なパン。
- ◆パッパ・コル・ポモドーロ・・・あまったトスカーナパンをトマトソースに入れたパン粥。
- ◆アリスタ・・・豚の背肉の部位をオーブンで香草と一緒にグリルしもの。
- ◆リボリータ・・・具沢山のミネストローネに固くなったトスカーナパンを入れて煮返したもの。Re=再び Borrita=煮る の意味。
- ◆ピーチ・・・小麦と水で作る手打ちパスタ。太めで日本のうどんのような食感。トマト系のソースと相性がよい。
- ◆ピンツィモーニオ・・・新鮮な生野菜をオリーブオイルと塩につけて食べる前菜一種。
メディチ家を中心に花咲いた「華やかな貴族の食文化と貧しい農民の食生活の融合」というのが私のトスカーナ料理の印象。
倹約精神旺盛なトスカーナ人が生み出した素朴な料理の数々は以外にも(?)感激の美味しさ。きっと素材の味がそれぞれにしっかりしているからなのでしょう。
家畜類の内臓も美味しく食べる先人の知恵はお見事で、「さすが想像力豊かな天才芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチの故郷!」などと思ってしまいます。
トスカーナ料理の名脇役はなんと言っても「トスカーナパン」塩気がまったくなく、最初食べたときはなんて無味乾燥なパンなの・・・。とちょっとがっくり。
全体的に味の強いトスカーナ料理と一緒に食べるにはこのパンがぴったり!
食べなれてくると、この小麦の味がする素朴なパンがたまらなく美味しいと思えてきます。
固くなってしまったこのパンをスープに入れて食べる「リボリータ」や、トマトソースに加えて食べる「パッパ・コル・ポモドーロ」の余った食材を利用して作られる料理の美味しさといったら・・!
このときに使うパンも、トスカーナパンだからこその美味しさ。
主にメインの料理は肉料理が中心ですが「トスカーナ人の豆喰い」とよく言われるように、豆類はスープやサラダ、煮込み料理にと良くレシピに登場します。
野菜類も好まれ、付け合せにゆでてオリーブオイルでソテーした青菜類を食べたり、シンプルなサラダで野菜を頂くことが多いです。
意外にもバランスがとれた食事で、シンプルな調理法ゆえ飽きずに食べられ、日本人にも好まれる料理が多い。
そんなトスカーナ料理を支えているのが、香りが高く質のよいオリーブオイル。
トスカーナ料理にはなくてはならない調味料です。
畜産では、シエナ県の放牧豚チンタ・セネーゼやビステッカ・アラ・フィオレンティーナはグルメあこがれの的。
野禽類ではイノシシやウサギなどもよく食べられます。ウサギは豚肉と鶏肉を足して2で割ったようなお味です♪市場で皮をはいで丸裸で売られているウサギの姿はかわいそうだけれどとても美味しいです。
なんだか複雑な気持ちになります・・。
各地の郷土料理INDEX (州名 / 州都名)
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